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研修部会:協会会員が手掛けている<エコハウス>の工法と特徴を、ジャンル別に紹介します。

◆ 高気密 高断熱

 

SW (スーパーウォール)工法
/ 潟gステム

次世代省エネ基準に適合した柱間断熱パネル充填工法
T:断熱気密性
  1. Q値 /熱損失係数:床面積1uあたり室内から室外に逃げる熱量。値が小さいほど断熱性能が良い

  2. μ値/夏季日射取得係数:日射によって取得する熱量の割合。値が小さいほど日射取得も少ない
  3. C値/相当隙間面積:床面積1uあたりの隙間を示す。値が小さいほど隙間が少なく気密性能が良い

次世代省エネ基準/宇都宮市 : Q値≦2.4Kcal/u・h・℃  μ値≦0.07  C値≦5.0 cm2/u

U:計画換気24時間、外から新鮮空気を取入れ、機械排気で計画換気を実行。
V:高耐震性スーパーウォールパネルを柱間に組込む事により 2×4住宅(壁倍率:2.5)と同等の耐震性を確保(壁倍率:2.8)
スーパーウォールパネル/OSB合板(ア)9.5+発泡ポリウレタン断熱材(ア)60+MDF合板 により構成される、内部気密シートは不要。

◆ パッシブソーラー

 

空気循環工法

※各種工法有り。空気の流れを作り、自然の力で室温を調整する
T:システム外貼り断熱工法による通気層と柱間壁内を夏冬モード対応ダンパーにてジョイントし、外壁一面に空気の流れを作る
  1. 夏/床下と小屋裏の換気孔を開放し、床下の冷気を壁内に導き、同時に外壁の熱気を小屋裏から排気する

  2. 冬/床下と小屋裏換気孔全て閉鎖し、日中は南外壁の日射を集熱し壁体内に導き 内部に循環させる。

生活熱も内部壁内を介し床下から小屋裏まで循環させ、トータルとして温度差のない室内環境を目指す

U:豊かな空間
  • ・空気循環による室内環境の均一化が本工法の目標。間取りは細かく仕切らないで広々とさせましょう。
  • ・リビングの吹抜けは、1・2階の家族のふれあいと共に、空気循環にとっても大事な空間です。

◆ 準パッシブ ソーラー

OMソーラー工法

太陽による温風床下暖房&通年ソーラー給湯
T:システム冬の冷たい空気を太陽で温め、床下に吹出し蓄熱します。日没後もストーブ無しで過ごせる暖房システム
OMソーラー工法
太陽による温風床下暖房&通年ソーラー給湯

<H16年1月 滑ツ設計作成>
クリック→拡大表示します。
  1. 冬の日中、屋根の垂木間に軒先から外気を取入れます入ります:3℃ 

  2. 屋根面が暖かいので外気はドンドン上に上がります:30℃、でもこれ以上は上がりません

  3. そこで ガラスと真っ黒な鉄板で出来たのパネル(集熱パネル)を置き、この中を通過させます

  4. ここで急激に温度が上昇します:50〜60℃。この暑い空気を屋根の頂上に集めます 

  5. 集めた空気を利用しないのは勿体無いので、大型ファン と直径30cmのダクトで床下まで送ります:45〜50℃

  6. 床下は断熱材を敷込んだコンクリートのベタ基礎です。ここに先の温風が吹込まれ コンクリートを温めます:35〜40℃

  7. コンクリートと床面を暖めた空気は部屋の隅から吹出し、今度は室内を暖めます:20〜23℃前後 ※床下暖房です

  8. 又 ファンで熱風を床下に吹き降す時、不凍液と接触させ熱交換します。この不凍液を水と接触させ温水を作ります

  9. 夏場は Dの大型ファンと排気ダクトで熱気を室外に排気します:65〜75℃。このとき Gのお湯とりもします


U:各部温度

クリック→拡大表示します。
  • 床下暖房ですから一番暖かい個所は @床下⇒A床面⇒B室内⇒C最後に吹抜けを介した2階です
V:月別稼動
  • 暖房は11月〜4月中旬の5ヶ月間、1、2月の朝方に補助暖房が欲しいぐらいで、後は必要ありません
  • お湯とりは年間稼動します。冬場の12〜3月は15〜20℃のぬるま湯、夏 6〜9月は40℃前後のお湯で2回はお風呂に入れます。4・5&10・11月は30℃近いお湯が採れます。
  • ・家庭消費エネルギーの60%が給湯用である事を考えると、給湯で年間約 6〜8万の節約になります
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月 
暖房灯油700L節約
(¥30,000)
給湯◎水温≧40℃
○水温≧30℃
△水温≧20℃
(¥50,000)

区 分01: SW工法02: 空気循環工法 03: OMソーラー工法
@自然に対して閉鎖的自然力活用・開放的自然力活用・開放的
A断熱工法柱間充填高断熱仕様外貼り高断熱柱間充填高断熱仕様
B気密性能高気密 目標 C値≦1.0中気密 C値 5〜8程度中気密 C値 5〜8程度
C換気方法機械による計画換気自然換気機械給気と自然排気
D空調AC/連続運転 (センサー対応)AC/夏・冬 任意運転AC/夏季運転
E設置費用比率150〜200/換気方式 70〜80基準 100
F総論都市型住宅向き郊外住宅向き冬場、日照時間が長い事